ラブラドールレトリーバーの毛色といえば、ブラック/イエロー/チョコレート。
しかしアメリカなど、ラブラドールが人気の国では次々と新たなカラーが作り出されており、2022年現在では8種類もの毛色に分類する事ができます。
8種類も毛色があるなんてびっくり!本当にラブラドールなの!?
ラブラドールレトリーバーの毛色
2022年現在、
- アメリカンケネルクラブ
- ザ・ケネルクラブ(イギリス)
- 国際畜犬連盟
などで公式に認定されている毛色は
- ブラック
- イエロー
- チョコレート
の3色のみ。
公認の3色+非公認の5色、合わせて8色のラブラドールの毛色をご紹介します。
ブラック
実はラブラドールの元祖はブラック(黒ラブ)
20世期頃までは黒以外の毛色は認められず、黒ラブしか存在していませんでした。
活発で元気いっぱいな性格の個体が多いと言われています。
イエロー
ブラックの誕生から80年後に公式に認められたのがイエロー(黄ラブ)
他の毛色のラブラドール達よりも落ち着いた性格の個体が多く、
盲導犬や介助犬として最も活躍している毛色です。
チョコレート
黒ラブ、黄ラブに続き公式に認められたチョコレート(チョコラブ)
- レバー(肝臓色)
- ブラウン
などと呼ばれる事も。
わんぱくで遊び好きな性格の個体が多いと言われています。
関連記事:ラブラドールのチョコは短命?チョコラブの意外な5つの噂
【非公認】フォックスレッド
フォックスレッドは名の通り、 キツネのような 赤毛のラブラドール。
ルビー色とも呼ばれています。
- ビズラ
- ローデシアンリッジバッグ
- アイリッシュセッター
など他の犬種との混血説もあります。
【非公認】ホワイト
- 耳
- 鼻周り
- 足先
- 尻尾の先
に若干のイエローカラーが見られる程度で、ほぼ真っ白なラブラドール。
アルビノもホワイトに分類すべきだと考える団体もあります。
【非公認】シルバー
銀色の毛を持つラブラドール。
グレーゴースト(灰色の幽霊)とも呼ばれています。
アメリカではこのグレーカラーの人気が高まっており、
公式カラーとして認めるようケネルクラブに働きかける愛犬家団体もあります。
しかし高値が付くシルバーの子犬を多く生ませようと近親交配を繰り返すブリーダーが後を絶たないため、反対派の愛犬家が多いのも事実。
ワイマラナーとの混血説もあり。
【非公認】チャコール
チャコール=木炭色のラブラドール。
真っ黒な黒ラブに比べ、灰色がかった毛色をしています。
シルバーと非常に似た毛色なので間違えやすいですが、
- シルバー▶︎チョコラブの遺伝子
- チャコール▶︎黒ラブの遺伝子
と、遺伝子上ははっきりと違います。
【非公認】シャンパン
全体的に色が薄く、 太陽光の下ではほぼ白に見える毛色のラブラドール。
”シャンパンカラー”と言うお洒落な名前も人気が高まっている理由の1つです。
非公認なのになぜ売られているの?
ケネルクラブや国際畜犬連盟に認められていない犬を繁殖/販売することは全く問題ではありません。
ティーカッププードルも公式に認められた犬種ではないけど大人気だよね。
ただし、非公認の毛色=遺伝子疾患など問題が起きやすいと言う見方もあり、
- 見た目が可愛い
- 流行に乗りたい
と言う理由だけで非公認の毛色のラブラドールに飛びつくのは避けるべきです。
最後に
近い将来、フォックスレッドとシルバーが公認カラーになるのではないかと考える獣医さんもいます。
ラブラドールは愛嬌があって何色をしていても本当に愛らしい犬種ですよね♪
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