【ピットブルも!】オーストラリアで飼育が禁止な5つの犬種

日本ではピットブルなどの攻撃性の高い犬種を飼うことが可能ですが

オーストラリアでは咬傷等の事故防止のために特定の犬種の飼育が禁止!

どんな犬種を飼ったら違法なのか、ご紹介していきます。

 

日本原産のあの犬種も、飼うことが禁止されているよ!

 

飼育禁止の犬種が存在する理由

オーストラリアは動物愛護の先進国。

安心してペットと暮らせるよう、

犬の散歩をサボると罰金(一部地域のみ)
フンを拾わないと罰金
うんち袋を持ち歩かないと罰金
幼稚園/保育園の敷地内へ許可なく犬を持ち込むと罰金

などペットを守る法律が整備されています。(※詳細は州により異なる)

しかし実際に罰金を課せられる人はごく僅か。

うんちの放置をする人はとても多いですが取り締まられていません。

 

しかし闘犬は全面的に禁止されており、しっかり取り締まられています。

そして犬や人を保護する為に闘犬の血筋を引く攻撃性の高い犬種の飼育/輸入/繁殖が禁止されています。

オーストラリアでは『闘犬=スポーツ』ではなく、『闘犬=虐待』だよ!

 

 

オーストラリアで飼育が違法な犬種

近い将来、狼との混血のウルフドッグやディンゴも飼育が禁止になるのではないかと言われていますが、

2023年現在、オーストラリア全土で飼育が禁止されているのは以下の5犬種です。

 

ドゴ・アルヘンティーノ


ドゴ・アルヘンティーノ−Wikipedia

 

ブラジリアン・ガード・ドッグ


ブラジリアン・ガード・ドッグ−Wikipedia

 

土佐犬(土佐闘犬)


土佐犬−Wikipedia

 

ピット・ブル・テリア

ピット・ブル・テリア−Wikipedia

 

ペロ・デ・プレサ・カナリオ

ペロ・デ・プレサ・カナリオ−Wikipedia

 

 

特別に飼っている人がいる!?

飼育が禁止された2011年以前に、すでにこれらの犬種を飼っていた場合は引き続き飼うことが可能です。

しかし、

  • 指定の首輪(赤と黄色の縞模様)を使用
  • 散歩中は口輪を外してはいけない
  • 密閉できる鍵付きの檻で飼育

など厳しい管理下の元、飼育をする義務があります。(※詳細は州により異なる)

生きていたら12歳以上になる計算だね。
攻撃性が最も増す青年期〜成熟期の犬は存在しないことになるよ。

 

 

 

 

特定の犬への差別では?

  • 闘争本能が強い
  • 気性が荒い
  • 攻撃的な性格

など、ペットとして一般家庭では飼いにくい性格を持っていても彼らだって他の犬種と同じで『犬』。

特定の犬種を排除するのは差別だという考えもあり、愛犬家たちの中で議論が絶えません。

またオーストラリア獣医協会が『指定の犬種を排除しても犬の咬傷事故は減っていない』と発表した事もあり

特定の犬種を排除するよりも、飼い主が犬の躾をしっかりする事の方が大切だと言う専門家もいます。

 

 

日本では?

2023年現在の日本では、

  • 札幌市
  • 茨城県
  • 水戸市
  • 佐賀県

が特定犬を指定し、人に危害を加える可能性の高い犬種を飼う際の飼育の規定を設けています。

しかし許可や資格、飼育経験などがなくても、ピットブルなどの闘争本能の強い犬を飼うことができます。

 

 

最後に

大人しい犬種と言われる犬でも、飼い主次第で闘犬のように攻撃的な性格になってしまう可能性があります。

私も愛犬をしっかりと観察し、たこちゃんの良きリーダーとなれるよう頑張ります!

↓インスタにオーストラリアの犬事情を続々UPしています。是非チェックしてみてください♪

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