私はオーストラリアのメルボルンで、ラブラドールの子犬をお迎えしました。
その経験を元に、オーストラリアで犬を飼う前に大切な4つの準備をシェアしたいと思います!
犬を散歩に連れて行かなかったら罰金$4000ってホント?
オーストラリアで犬を飼う前に必要なこと
オーストラリアで犬を飼う前に必要な準備は4つ。
重要な事から順番にご紹介します。
①法律をチェック
オーストラリアの法律は州ごとに変わるので
住んでいる地域のペットに関する法律の
チェックが必要です。
知らないと罰金が科される場合も!
キャンベラでは、
犬を毎日散歩に連れて行かないと
最大で$4000の罰金が科されるよ!
(※犬種、家の庭のサイズにもよる)
>>>この法律の詳細はこちら
必要なワクチンも要チェック!
オーストラリアの場合、
仔犬は2~3回ワクチンを打ちます。
1回目のワクチンは生後6~8週で摂取するので、引き取る時にはすでに摂取済みのケースがほとんど♪
最後のワクチンは16週目以降に摂取しないと母乳の抗体が予防接種を妨げてしまうので
摂取時期は獣医さんと相談して決めます。
②犬種を決める
オーストラリアでは中型~大型犬種が人気です。
【オーストラリアで人気の犬種】
- カブードル(キャバリア×プードル)
- フレンチブルドッグ
- ゴールデン・レトリーバー
- ミニチュア・ダックス
- ボーダー・コリー
- ラブラドール・レトリーバー
また、オーストラリアではアダプションも活発なので
保護施設から犬を引き取る人も多くいます。
関連記事:2021年オーストラリアで人気の犬種トップ10【最新版】
オーストラリアでは水好きな犬が人気
動物愛護先進国のオーストラリアは
- ドッグビーチ(犬用ビーチ)
- ドッグパーク(犬用の公園)
がとっても豊富!
愛犬家が多いオーストラリアでは犬は家族の一員だと考える人が多いよ♪
キャンプなど犬と楽しめるアウトドア施設も充実しているので、
- 泳ぐのが好き
- 運動が好き
- 人見知りしない(フレンドリー)
という特徴のある犬種を選ぶと、
犬との外出を楽しみやすいです。
柴犬は可愛いけど水嫌いな個体が多いから、ビーチは嫌いかも…
寿命も見ておこう!
犬の寿命を知っておくのも重要。
大きな犬より、小さな犬の方が長生きします。
- 超小型犬(5kg以下) 約13歳
- 小型犬(5~10kg) 約15歳
- 中型犬(10~20kg) 約13歳
- 大型犬(20~40kg) 約12歳
- 超大型犬(40kg以上) 約10歳
小型犬は長生きすると20歳を超えることもあるので
将来のライフプランと照らし合わせる事が大事!
③環境を整える(引っ越し)
賃貸に住んでいる場合はペット可かどうかを確認し、大家さんや不動産会社へ犬を飼う旨を伝えます。
また、バックヤード付きの家は犬のトイレの場所を確保できるのでおすすめです。
大雨や体調不良でお散歩に行けない時も、お庭があれば家の中で粗相されずに済むよ。
引越ししないと犬が飼えない!?
日本の犬のブリーダー(繁殖家)は殆どがビジネスの為に犬を繁殖しています。
トリマー修行中、粗悪な環境で繁殖の為だけにブリーダーに飼われる可哀そうな犬をたくさん見てきました・・・
ペットショップも、もちろんビジネス。
犬を飼いたい人にはどんどん売ります。
しかしオーストラリアのブリーダー(繁殖家)は愛犬家が多い!
オーストラリアではブリーダー(業者/個人)から直接買うのが主流なのですが、
ブリーダーに問い合わせをすると、
- どんな家に住んでいるのか
- 庭の有無、広さ
- 家族構成
- 飼い主の職業
- 誰が散歩に連れて行くつもりか
などを聞かれることが多いです。
庭付きの家に住んでいない人には
犬を売ってくれないブリーダーもいます。
犬を飼える資格があるかを見極めて、合格した人にしか売らないブリーダーが多いよ!本当に犬が好きな証拠だね。
④ペット用品を揃える
忘れてはいけないのがコロコロ!
犬種によっては、
換毛期(春と秋)に毛がごっそり抜けるので
コロコロは必須です。
プードル、マルチーズ、ヨークシャーテリアなどはあまり毛がぬけないよ♪
夜鳴き対策に匂いの付いたものを貰うとGood!
仔犬を引き取ってすぐは、
環境の変化に戸惑って夜鳴きをする仔犬がいるので
今まで使っていたタオルなど、
母犬の匂いの付いたものを貰ってくるのがオススメ!
旧寝床の匂いがあると安心して寝てくれるよ♡
オーストラリアで犬を飼うのは お金がかかる!
日本でも同じですが、
犬を飼い続けるには
想像以上にお金がかかります。
避妊/去勢手術、ワクチン、マイクロチップ、ペット保険、ペット用品一式など初期費用以外にも結構お金がかかるよ!
【主なランニングコスト】
- エサ/おやつ代
- ペットシーツ代
- トリミング代
- おもちゃ代
- 病院代
- 薬代
- ペット保険代
- 首輪が壊れたら買い替え
- ペットホテル代(飼い主の旅行時など)
- 犬のデイケア(保育園)※
従って、ある程度の貯金をしておく必要があります。
(※)オーストラリアでは犬に社会性を学ばせる為に、犬をデイケア(犬の保育園)に預ける人が多いよ!犬は群れで生きる動物だから、仔犬は成犬達から社会性を学ぶよ!
貯金がないと犬は飼えない?
万が一、犬がケガや病気をした場合に備えて
多少の貯金は必要です。
しかし、犬を飼うと休日の行き先が
- 犬OKの公園
- ハイキング
- ドッグビーチ
など、お金のかからない場所へとシフトするので
今まで休日に使っていた交際費が減り、
犬の為のお金を捻出しやすくなります。
犬を飼うと犬中心のライフスタイルになるよ!休日を公園で過ごせば健康的でお金がかからないよ♪
さいごに
オーストラリアは愛犬家が多いので
施設や法律が充実していて
犬を飼うには最高の環境です♪
最後まで責任持って飼ってね♥
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