ウルル(エアーズロック)への登頂が禁止されましたが
SNSでは早くも登頂再開が噂されています。
今回はその3つの理由を綴ります。
※あくまで噂なので、根拠はありません。
なぜウルルに登れなくなったの?
In line with the agreed process in the Uluru-Kata Tjuta National Park Management Plan 2010-2020 and the wishes of traditional owners, the climb to the top of Uluru will close on 26 October 2019.
引用元: オーストラリア政府webサイト
2019年10月26日にオーストラリア政府により
ウルルへの登頂が禁止されました。
ウルルは先住民のアボリジナル・ピープル(アナング族)の聖地。
彼らの「神聖な場所に登ってほしくない」という思いを組んで
登頂禁止に至りました。
ウルルにはトイレがありませんでした。
神聖な場所を登山者の汚物で汚されるなんて辛かっただろうな…
ウルルに登れなくなったけど登頂再開が囁かれる3つの噂
せっかく登頂禁止になったのに、
SNSでは登頂再開が噂されています。
なぜそんな噂が流れているのか、
つき詰めた先にあった3つの理由がこちらです!
理由①観光収入の激減
オーストラリア政府はアボリジナル・ピープル(アンナグ族)に、
リース料として年間使用料15万ドルと、
カタジュタ国立公園の入場料25%
を支払う契約を結んでいます。
ウルルの所有者はアンナグ族!
だからリース料が発生するよ。
ウルルが閉鎖されるまで、
彼らは年間にして約3億以上を受け取っていました。
もちろんウルルの整備費はかかるけど、
それを差し引いても彼らの大きな収入源!
しかしウルルへ登れなくなることで
国立公園への来場者が減ってしまうのは確実。
観光者数が減れば
- 宿泊施設
- 飲食店
- 現地ガイド
などで失業者が増えることも予測されるので
周辺地域の過疎化も進みます。
以上のことから、
ウルルの登頂を禁止したことにより
財源がなくなり困ったアンナグ族が
ウルル登頂再開をするのではないか?と噂されています。
理由②純血アボリジナルの減少
アボリジナル・ピープルの人口は増加しています。
しかし、差別の少ない現代では
純血のアボリジニの人口は減少しています。
お父さんはアボリジナル、お母さんはイギリス系!
Thank you Beijing! 🇨🇳 pic.twitter.com/V2Ky6xzfWc
— Ash Barty (@ashbarty) October 6, 2019
純血のアボリジナル・ピープルの減少に比例し
ウルルは聖地だと主張する人が減るのでは?と言われており、
将来的にウルル登頂再開が噂されています。
理由③こっそり登る観光客による事故の多発
ウルルへ登ることが禁止されたので
今後ウルルに登ったら罰金$6,300が課されます。
しかし、こっそり登る観光客が
後を絶たないのでは?と噂されています。
ウルルの登頂禁止までに時間がかかった理由の1つに、
こっそり登って怪我をする人の増加が懸念されていたよ。
登頂可能な日ですら
多くの方が亡くなるほど危険なウルル。
せっかく来たんだから少しだけ登っちゃえ!という
軽い気持ちでこっそり登る人達が
怪我をしないよう管理する為に
一区間だけ登頂できるようにするのでは?と噂されています。
さいごに
ウルルはとっても壮大なオーストラリアの世界遺産。
登れないから、といって価値が下がるものではありません。
登れなくなったことでアボリジナルカルチャーが守られ、
より神聖で美しい場所になっていくと思います。
私は個人的にずっと登れないままでいてほしいな、と思います。
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