こちらは2022年にジャパレスで働きたい/働く予定の方に読んでほしい記事です。
2019年のジャパレスの給与事情は?
ジャパレス(ジャパニーズレストラン)は
日本食のレストランの事ですが、
- レストラン(高級店から安いお店まで)
- テイクアウェイ寿司
- ラーメン屋
- 居酒屋
- 日本風カフェ
など、日本食の飲食店全般を指します。
まずは私がジャパレスでいくら稼いでいたか、
2019年のリアルな給与事情をお届けします。
※現在は退職しています。
私の2019年6月の給料明細を公開!
こちらはフルタイム雇用で2週間働いた給料明細。
2週間(76時間勤務)で$1672.92(うち税金$236.00)、
時給は$21.42でした。
私は特別なスキルもない、
ただのウエイトレス&キッチンでしたが
正規雇用で働いていたので
有給&シックリーブも貰えていました。
今は最低時給を払っていないお店の摘発が増えているので
正規に人を雇うジャパレスが増えているのが現状です。
今はジャパレスもローカルジョブと同じくらい稼ぐチャンスがある時代になってきてるよ!
メルボルンのジャパレスの給与事情
私の住むメルボルンにあるジャパレスの
給与事情がこんな感じ!
※友達からの情報&求人情報参照
メルボルンシティ内&シティ周辺
- ラーメン屋 $17~$25
- 高級レストラン $19~$27
- 寿司屋 $13~$23
- 庶民派レストラン $15~
- サンドウィッチ屋 $18~$20
- 居酒屋 $14~$21
- 居酒屋(現在閉店) $13
シティ近辺は正規採用してくれるジャパレスが増えてきてるよ!特に高級レストランは狙い目!いきなり時給$26からスタートするところもあるよ!
メルボルン郊外
- ラーメン屋 $12~$22
- 高級レストラン ?
- 寿司屋 $12~$21
- 庶民派レストラン $10~$19
- パン屋 $15~$18
- 居酒屋 $14~$20
郊外ではまだまだキャッシュジョブが多いよ!メルボルンは学生が多い(=週20hしか働けない)ので、学生を「20hまでは正規雇用+それ以上は給料を現金で手渡し」というシステムで採用しているお店も多いよ…。
※トレーニング後の時給です。
※職種はウエイター/ウエイトレスやキッチンです。
※フルタイム、カジュアル、パートタイム混ざっています。
※全部のジャパレスを調べた訳ではなく、ほんの1部です。
【必見!】2022年ジャパレスの給与予測は?
2022年、ジャパレスの給料事情はどう変わるのでしょうか??
結論を先に言うと、
- 時給がUP!時給$20スタートも夢じゃない!
- 正規採用が激増!(キャッシュジョブが減る)
つまり2022年は、ジャパレスで働くワーホリに有利な年になると予測されます。
やったね♪
理由は2つあります。
①オーストラリアの最低賃金は上昇中!
2019年7月以降のオーストラリアの最低時給は、
- フルタイム $19.49
- パートタイム $19.49
- カジュアル $ 24.36
オーストラリアの最低時給は、
2007年から下がることなく、
じわじわと上昇し続けています!
【最低賃金の推移グラフ/1週間単位】
Australia Minimum Weekly Wage is projected to trend around 780.00 AUD/week in 2020, according to our econometric models.
2020年の最低時給は週$780(時給$20.5)へ。
予測通りなった場合、
正規雇用されれば最低でも時給$20.5からのスタートになります。
すでに正規雇用されて働いている人も、最低時給が上がれば、時給を上げてもらえる可能性も出てくるね!
②違法雇用の取り締まり強化
2017年頃から違法雇用がバレて摘発され、
罰金を払わないといけないジャパレスが相次いでいます。
Tokyo Sushi bar employees underpaid by more than $70,000, Fair Work Ombudsman finds.(31 employees had been underpaid)
ニューカッスルやゴスフォードで
違法雇用をしていたジャパレスが摘発。
日本人オーナーに罰金$63,936、
所有するお店にそれぞれ$150,120と$169,000の
罰金が科されました。引用元: NEWS
ジャパレスのオーナー達、とくに
- 店舗を2つ以上持つオーナー
- 高級店のオーナー
- 他事業も展開しているオーナー
は、摘発を恐れてキャッシュジョブを廃止し、
正規雇用を始めています。
正規雇用をするなら最低時給以上で雇う必要があるので
最低でも時給$20.5からのスタートになります。
ちなみに・・・
抜き打ち監査もあるけど、違法雇用が摘発されるきっかけで1番多いのは内部密告なんだって!
給与が貰えない場合の対処法は?
オーストラリアは大企業でさえ
給料をきちんと支払っていないのが現状。
大手スーパーのWoolworthも、
過去に従業員への給与未払いで摘発されています。
ジャパレスでは
- 給料がいつまでたっても満額もらえない
- 辞めると言ったら給料が貰えなくなった
など給料でのもめ事が多い!
手渡しのキャッシュジョブだと証拠が残らないから揉め事が起きやすいよ!
給料が貰えなかったらここへ連絡!
お給料がきちんと貰えない場合は
Fair Work(フェアワーク)へ相談ができます。
- 会社名
- 会社のABN
- 会社の代表者名
- 会社の電話番号
- 証拠
が必要なのでご注意ください。
ワーホリ中にフェアワークへ相談し、裁判を起こして職場を訴えることもできるけど、時間も体力も消耗するのでまずはオーナーときっちり話し合いをするのが1番!
さいごに
時給がいいからローカルで働きたい!
という方も多いと思います。
私がセカンドワーホリ中に働いたローカルの語学学校は、時給$15でキャッシュジョブだったよ!!
今後はジャパレスもローカルも
時給がUPする&正規雇用が増えると予測されるので、
求職者側が仕事を選びやすくなると思います。
ワーホリに朗報ですね♪
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