本日は、私が英会話スクールに勤めていた時に
生徒さんにアドバイスしていたTOEICのテクニックをお伝えします!

リーディングは時間が足りなくて毎回最後まで終わらない!どんなテクニックがあるの?
Part5のテクニック【短文穴埋め問題】
Part5は穴埋め問題、全部で30問。
《15分以内/1問30秒》で解答するのが理想です。
それ以上時間をかけるとPart6とPart7がキツイ!

30秒以内に問題文を読み、選択肢を読み、考えてマークする。そんなことできるの?
Part5はとにかく時間勝負!
テクニックを駆使してとにかく時間を有効に使います。
①捨てるべき問題を潔く捨てる
TOEICでは考えても答えが出ない問題は潔く捨てる事が高得点を取るコツ。
考えれば答えに辿り着く問題に
エネルギーと時間を使いましょう!

TOEICは990点満点だけど600点以上取れば堂々と履歴書に書けるから最初から満点を目指す必要はないよ!
では、捨てるべき問題/捨てたら勿体ない(考えれば答えに辿り着く)問題の
見極め方をご紹介します。
《捨てるべき問題》
*選択肢(A)~(D)にすべて違う意味の単語がある(語彙問題)。
*選択肢の単語の意味がわからない。
The cafeteria in ABC offers _________ lunch.
(A)complimentary
(B)accountable
(C)replaced
(D)secured
選択肢(A)~(D)の単語の意味を知らない場合、
いくら考えても正解に辿り着かないので潔く捨てましょう。

正解:(A)Complimentary/無料の
《捨てたら勿体ない問題》
*選択肢(A)~(D)に語尾が違う似た単語がある(品詞問題)。
*選択肢の単語の意味が分からない。
My grandmother ______ visits science museums.
(A)frequently
(B)frequency
(C)frequent
(D)frequencies
これは、選択肢(A)~(D)の単語の意味を知らなくても、
英語のルールを知っていれば解けます!
一般動詞(visits)の前に来るのは副詞。
殆どの副詞の形は、語尾がly。
語尾がlyで終わるものを選べば正解!

正解:(A)frequently/頻繁に
②英語のルールを知る
英語のルールを知っていれば、
意味が分からなくても答えが出ます!
- 冠詞(a,an,the)の後ろには名詞か動名詞しか来ない。
- 場所を表す語句の前には前置詞が来る。
- 時刻の前は“at”、曜日の前は“on”、月の前は“in”。
など、ルールを知っておくと文章を全部読まなくても
5秒足らずで答えが出る問題もあります。
時間勝負のTOEICでは、ルールを知っておくと断然有利!

英語のルールはどうやって覚えればいいの?
英語のルールの覚え方
本屋さんに行けば、
英語のルールを簡単にわかりやすくまとめた参考書がたくさんあるので
まずは1冊買いましょう!
私が英会話スクールで働いていた時に
TOEICクラスの先生におススメしてもらった1冊がこちら。
レベルは初心者向けだけど、
当時TOEIC500点ちょいの私でも知らない用法が多くて重宝しました。
Part6のテクニック【長文穴埋め問題】
Part6は長文の穴埋め問題、全部で16問です。
《10分以内/1問40秒》で解答するのが理想です。
文全部を読まないと正確な答えが出ない問題が増えているので
空欄の前後だけを読んで答えると不正解になることも。

文章を全部読んでから問題を解こう!
①返り読みをしない
返り読みとは、英文を文末から訳して読むこと。
日本語の語順で英文を読むと、
どうしても後ろから読んでしまいがち。
しかし!Part6,7は速読が命なので、時間がかかる返り読みは禁物!
《返り読みの例》
英語:We can’t use the Nagoya highway while it is under construction.
訳:工事をしている間、私達は名古屋高速を使えません。
✖文末から訳しているので読むのに時間を要します。
《推奨する読み方の例》
英語:We can’t use the Nagoya highway while it is under construction.
訳:私達はできない、名古屋高速を使う、工事をしている間
〇英語の語順のまま理解していくと時間が短縮できます。
文頭から読み進めるよう心がけてみてください。
時間をぐっと節約できますよ!
②Part7を先に解く
実は、Part7よりもPart6の方が難しく感じる方が多いです。
なぜなら、
と言われているから。
難しいPart6で時間、集中力、体力、気力を使い果たす前に
Part5⇒Part7⇒Part6の順で解くのもテクニックです!
ただし、Part5からPart7へ進む際に
マークシートをズレたところにマークしないよう
細心の注意を払ってください!!!
Part7のテクニック【長文読解問題】
Part7は長文読解問題。
《55分以内/1問55秒》で解答するのが理想です。
時間が足りなくて焦るPartですが
深呼吸して、ラストスパート!
①先読みをする
Part3,Part4と同様に、先読みが大切なのがPart7です。
先に問題文をんで、何を問われるかを頭に入れてから
長文を読むと、とってもラク!
先読みとは会話文が流れる前に問題文を読み、
何を問われるか事前に頭に入れておくこと。
なんとなーく何を問われるのかが掴めればOK!
問題文を先読みしないと、
長文の中から答えを探して何往復も読む羽目になり
時間を大幅にロスしてしまいます!
スキミングはやった方がいいの?
Part7のテクニックで有名なのが、
スキミング(英文からの重要な情報だけを拾い集める読み方)。
スキミングを推奨している参考書が多いけど、
新形式になってからは
文章を飛ばさずに全部読んだ方がいいと言われています。

スキミングは上級者向けなので、やるなら700点越えたあたりからにするといいと思います!
総合テクニック
すべてのPartに共通するテクニックです。
芯の太いシャーペンを使う
何度も言いますが、TOEICはとにかく時間勝負!!!
マークシートを1つ塗るのに3秒かけてたら200問×3秒で10分かかるけど
ささっと1秒で塗れば3分半で済みます。
芯の太いシャーペンを使って
マークシートを塗る時間を減らすことが1番のコツです。

以上TOEICのテクニックでした!是非参考にしてみて下さい♪
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